(295)夏の電車
2017/09/05
夏休みは、電車の中の子供たちの割合が、とても高くなります。8月にこんな光景を見かけました。
5人の小学2、3年の男子、その中のひとりの母親と思しき女性ひとり。ママ一人が息子と友達4人の引率とは、たいへんそぉ~。
初めはおとなしくしていた子供たちも、電車が動き出す頃にはザワザワから興奮状態へ。家族となら静かな子でも、友達といっしょの、お出かけなら話は違います。
すると、その母親は、とても穏やかに微笑んで、小さな声で、
「静かにしてましょうね」
子供たちは無視。母親は同じトーン、同じ表情で繰り返し。
無視、繰り返し、無視、繰り返し…。
母親の根気に押されたかのように、子供たちはハイ・テンション状態から徐々にトーンダウン。
すごいなぁ、ママの寄り切り!
しばらくすると車両後方の別のワイワイ・グループでは、「あんたら、ええ加減にしときや」と女性の怒鳴り声が…。
9月になり、少し静かな、午後の車内に戻りつつあります。
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