(316)本が好きな子に
2018/05/23
小学3年までの読書量で国語力が決まる、って某中高一貫最難関校の校長先生がおっしゃっていましたが、その学校に入るには遅くとも小学4年から塾の宿題で読書どころではなくなるからでしょうね。だから、3年まで本を読んで、基礎を鍛えろ。
でも、脳科学的にも9歳10歳はキーポイント。もちろん論理性や表現力に磨きがかかってくるのは、10歳以降ですが、その礎は5,6歳から伸びだし10.5歳をピークとする前頭葉の発達に大きく関わっています。
本好きの子供にしたい、本好きの方がいいんじゃないかな、何かメリットありそう、と思っても具体的にはどうすればいいんでしょう?まず、どんな本を用意すべきか。最近では、いろんな指南書が出ていますから、そちらを参考に。
私の立場では、どうお伝えしたらいいかな、と考えているときに目にしたのがこの、本屋さんの看板。これって、脳教育的!
本を読んでるの、賢いね、などと褒めると、もっと褒めてもらおうとバイアスがかかり、読む行為自体楽しさ(=報酬系ホルモンの分泌)が減ってしまうことは科学的に検証されています。
でも、本は楽しいね、これは共感。脳のミラー・ニューロンなどが働き、報酬系ホルモンの分泌につながり、繰り返し、強化に。本は楽しいね、で本好きの子供に。
ツイート2018/05/23