(322)ミッション
2018/07/18

経理関連の書類を、生徒経由で毎月各ご家庭にレポートを届ける連絡フォルダに入れて、ロボット教室の生徒ひとりひとりに手渡し。大切な書類も入っとうから、ちゃんとおウチの人に渡してね、と声をかけて。
あぁ~、あれほど言ったのに履行率75%弱。
今度は絶対な、と再トライ。あぁ~、で再々トライ。
次回、さりげなく確認すると、ある生徒のバッグには、親の手に渡らなかったフォルダがそのまま残る。 あぁ~。××くん、ちょっと、前においで。(大声で)いいか、キミに重大なミッションを与えよう。
この重要な書類をキミに託す。家に着いたらすぐ、オカンに渡す。これが、キミに課せられたミッションだ!わかったか?みんなの前で、やや緊張気味の小3男児は、ありえない目の耀きで、ハイ、と力強く答える。いいじゃないか。
ミッションは何やった?小僧ややキョドる。帰宅したら、これをすぐオカンに渡す。言ってみろ!
帰宅したら、これをすぐオカンに渡す。OK!男子が好きな戦闘モノのアニメっぽく、オカン(便法にてお許しあれ)などの強い言葉を強い口調で伝える。
さて、記憶のメカニズムを駆使した手練手管に応じ、かの少年は見事ミッション貫徹www。これは俺に課せられた使命だ。俺がやらねば誰がやる。と、彼は気が進まない指示を、自己決定感を得てミッションに昇華させた。内発的動機付け!
ツイート2018/07/18