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(350)和田岬砲台

(350)和田岬砲台

2019/05/15

神戸に砲台? 大砲を撃つための土台。私たちには、大砲自体、昔話やアニメの世界のモノでしょうか。和田岬の三菱重工業敷地内に残る砲台。子供の好奇心を広げようと鼓舞するせいか、単に齢を重ね、好事家に変貌しつつあるのか、友人からの見学ツアー案内に参加ボタン即ポチッ。

砲台は直径約12m、高さ約10mの円柱。1864、江戸時代末期に完成。黒船来航(1853)後、開国に応じたものの幕府は西洋の艦隊に大いなる脅威を感じ、対抗措置として関西に5基の砲台を建設。そのひとつが和田岬砲台。当時の科学技術、資材の粋(すい)を尽くした建造物。近代建築をアメリカで学んだ勝海舟が設計担当。その堅牢さ、緻密な細部には驚嘆するばかり。

でも、欧米の強大な軍事力を実際に見聞きした勝海舟は砲台の設計/建設を悪あがきだと感じなかったんだろうか。

先日、その疑問を再考することに。Aさん、新記録(いろんなことを計測しています。ref.2011/09 №55 計る)が出そうもないと感じると急にヤル気度ダウンなんです、とスタッフから相談。 いつでもベストを尽すことが大切。序盤の失敗が緊張を高め、結局、最高の結果、なんて、よくあること。諦めたら、そこでおしまい。それにベストを尽すことは強い心と技術を積み重ねること。途中で手を抜くとアカン心が積み重なって技術は低迷。 こんなことを何度も教えてあげて。

そうだね、勝海舟もベストを尽くしただけ。ベストを尽くすのが当たり前と感じていたはず。それが未来につながることも知っていた。だから、虚無感や徒労感など感じず、猛進したことだろう。手抜きガールに勝を想った。

ツイート2019/05/15

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