ホームセンターで買い物中に、歯ブラシに目が留まり…。テレビCMでよく目にする、新機能を謳う新製品。どうかな、と何気なく購入。大した期待もなく使うと、いい～！ 人に進められて使っていた電動歯ブラシを全く使わなくなるほど、いい～！ 自分に合う。そういえば、歯ブラシを自分で買うなんて、生まれて初めて！人生ファースト ＆ ベスト！ 俺のチョイスは最高なんだぜ、って愚かな少年のように浮かれてしまいました、ちょっとだけ。

でも、ここに記憶の秘密が。ちょっと気になる、(感覚的に)感じがいい、好きになる、などの受入OKラベル。人生初めて、などの個人的な逸話の言語化。こんなことが、深く長く刻まれる記憶にサポートになる。こんな経験の繰り返しが記憶階層の高度化(記憶しやすい脳)につながっていく。

太郎ちゃん(仮称)、これ、生まれて初めて見とうねんで、聞いたね、食べたのよ、などと子供に関するエピソード付け。こんなに感動したの、ママ、生まれて初めて！最高に最高に素晴らしい、などと親の感動を強化して子供の共感を誘導。こんな方法で、子供に伝えてあげると感受性を育み、記憶しやすい脳環境を調えていくことになりそうですよ。