(428)二つの学ぶ
2022/04/21
こんにちは。神戸市垂水区の幼児教室、頭脳開発教室アイ・ダッシュ アカデミーです。子供の脳を鍛えよう、新稿アップしました。ご参考になりましたら幸いです。
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子供の脳を鍛えよう(428)二つの「学ぶ」 #kodomo
併設するロボットプログラミング教室(以下、ロボ)の4年男児ママからのご相談。
「太郎(仮称)は年少から○○式教室に通っているのですが、成績はずっと普通。継続することに不安があるのですが、如何でしょう?」
縁あってのことで、ロボのご家庭のご相談にも対応しています。
まず、「学ぶ」には2種類ある、とご理解ください。
学びAは、分からないことが分かった、知らなかったことを知った、などの喜びを伴うものです。これは、達成感や高揚感がもたらす喜びと同じもので、脳幹からプラスのホルモンが分泌され脳に広がります。その結果、前頭前野・海馬・運動野・運動連合野、など脳の中核の機能が向上することが確認されています。美味しいものを食べたり、ぐっすり眠って気持ちいい、など本能に由来する快楽も同じ。
一方、学びBは、「わかる」を「できる」にするための問題練習、修行です。学びBは、あまり楽しいものではないので、通常、プラスのホルモンは分泌されません(毎日コツコツやり遂げてほめてもらう>>>ホルモン分泌ということはあるかも)。でも、避けて通れない、必要な「学び」です。
学びAの経験を多く積んで、学ぶことは楽しい、という意識が確立すると、その後の学びが順調に進んでいきます。「学ぶこと」をチャレンジや創意工夫、試行錯誤に置き換えても、同様に強く優れたメンタリティーにつながります。
ですから、脳が伸び盛りの12歳までは、学びAはとても重要です。でも、お分かりのように、学びBも基礎学力=生きていくための道具、の習得に不可欠。できるだけストレスがないように、学びBのサポートをしてやるのが大人の仕事です。