ゼミ部門(小4-高3対象)での個別懇談。現状の報告、問題点の分析、打開策の具体的提案… 厳しい現実を目の当たりにして、意気消沈ママがポロリと。ウチの子に、やる気スイッチあるんでしょうか？

ありません。でも、あるかもしれませんよ。やる気は、長い時間をかけて培われるもの。幼児期－学童期に前頭葉の神経回路をどれほど密なものに築き上げていくか、10歳頃まで成功経験を積み重ねながら、成功した喜び、頑張ればできそうという気持ち(万能感)や苦難に耐える意志を、いかに育んできたか、などの要件で決まります。高校受験で必要だから、スイッチオン！などと簡単に生み出せるものではありません。

今の時期から、(さらに)やる気を引き出すためのポイントは2つ、スモールステップとモチベーション。手の届きそうな目標を設定し、小さな達成感を積んで自信をつけていく。がんばらな、OOO高校行かれへんで、は too big!

志望校/受験校に行くことになれば、こんな素晴らしいことが待っている、とか、人生がこう開けてくる、などの明るい展望を明確にしてガンバロウという気にさせていく。モチベーションは人によって、さまざまですが･･･

どっかの塾のCMでやっているような「やる気スイッチ」はどこにもない。やる気満々の子も、やる気がなさそうな子も、やる気度ゼロの子も、スモールステップとモチベーションで、前向きにがんばってほしいなぁ～

ツイート2012/07/23