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(180)女神降臨

(180)女神降臨

2014/02/26

 

触れねばならない、ソチ五輪の浅田真央のこと。ショートプログラムでの失敗で日本中が落胆した翌日のフリー。トリプルアクセルを最初に決めると、次々と跳び、踊り、舞う。天使、いや、まさに、女神の降臨。

そして、涙。笑顔。言葉がなくとも、すべてが伝わってくる。翌朝、世界中が彼女を賞賛。同時代を生きる世界中の人々と感動を共有できた幸福感はオマケ。この日の浅田真央は、多くの人々の記憶に長くとどまることでしょう。

 

 

 

で、なぜ?
まず、視覚への強い刺激。見たことのないレベルの最高の演技。刺激の強さはフィギュアの鑑賞経験に比例かな?次に物語性への共感。前回五輪の屈辱、トリプルアクセルへの固執、母の死、国民の期待・軋轢、SPでの失敗…

でも、そんな、すべてを克服して、最後の最後に、最高のパフォーマンス。さらに、その共感に伴う強い喜びが扁桃体を揺さぶる。だから、残念ながら、共感を持てない子供の記憶には残らない。話してあげよう。浅田真央の話を。

世界から、ファイター、サムライとリスペクトされる、強く偉大な、可憐な女性の物語を。記憶の階層を高める、努力すればつながるという格好の見本を刷り込む、という点で、子供の脳には間違いなくプラス!

この稿で考えると興ざめちゃいますが、真央ちゃん、本当に、感動をありがとう!

ツイート2014/02/26

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