(258)カバン持ち
2016/06/24

ロボット教室の新入生。ママといっしょに登場。親子の会話、母のまなざし。仲の良い親子であることが伺われる。
でも、教室の前までロボットキットのカバンを抱えてきたのはママ。親が子を甘えさせて喜びを感じている風でもなく、子が今日は体調が悪い、とか、特別に甘えたい風でもない。彼らにとってありふれた日常的シーンなのかな、と想像できる。
三歳児に5kgの荷物は重過ぎるかもしれない。中学生でも2kgのウェイトを持っての2時間ウォークは疲れる。でも、今は、3kgに満たないカバンを車/自転車から教室まで数分運ぶだけだ。四歳児でも耐えられそうな/耐えるべき試練だ。まして、小学2年、荷物は自分が大好きなロボット教室の教具。
子供には自立(自分のことでできることは自分でする)の大切さを意識させよう。
少なくとも、自分が楽になる状況、困難が打開できるサポートは感謝して受け入れさせるべきだ。日常的に「楽な」状況が自動的に生み出せれるのであれば、そこには、感謝も、達成感も生み出されない。別の言い方をすれば、心が動かない=何のプラスにもならず、依存心を助長しているだけ。
でも、かばんは子供に持たせましょう、とチャイルドの保護者には言えるが、ロボット教室の親には言いにくいなぁ。自分の行動を否定されたかのように感じて、ええやん、とか、はぁ?とか不快感が顔に表れそう。
信頼されている度合いが違うからなぁ。と、ぼやきつつ、建設的がモットーの私のとる態度ではないなぁ、と凹む。よーし、来月早々かばん持ち禁止、子供がアホなるで~と通知しよっと。
ツイート2016/06/24