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(301)家族登山

(301)家族登山

2017/11/13

 

 

 

 

 

 

週末、仲間に誘われて近くの山(高取山:神戸市須磨区標高328m)へ登った。

 

 

好天の秋深まる山を楽しく散策、とはならず、ここは、登り一直線。アップダウンで心肺機能を楽しく鍛える、ではなく、息が絶え休憩、息が絶え休憩、の連続。頂上まで登り切り、神戸の眺望を楽しむ。初老の元アスリートも、ちょっと達成感を得ることができドーパミン分泌。

 

嬉しいことに幼児を連れた若い夫婦と多く出会えた。

 

山が好きだから、自然が好きな子供になってほしいから、安くつくから、お出かけのガイドブックに出ていたから、自然は好きだが人でごった返す観光地や名所が嫌いだから。

彼らが、ここに来た動機は様々だろう。でも、こんな軽登山は間違いなく子供の脳を鍛える。

 

厳しい登り、子供は歩き続けることを嫌がるだろう。休憩したり、水分やエネルギー源を補給したり、励ましたり、時にはおんぶしたり、の子供に応じたサポートは不可欠。でも、登り切った時、子供でも成功を明確に認識でき、大人とは比較できないほど大きな達成感を得られる。

ドーパミンに代表される報酬系ホルモンの分泌は子供の脳の機能を高める。

また、安全が確保された非日常的な環境では普段使わない脳の領域の働きが活発になる。脳の汎下作用を考えると、これも脳にプラス。山では、見知らぬ同士も気軽に声をかけ挨拶をする。安全を担保するための伝統的習慣。非日常性+安全の条件が整い、帯状回[拙稿(132)冬の森参照]稼働。

こうして若い夫婦の脳を鍛える習慣が子へ、孫へと受け継がれていく。

ツイート2017/11/13

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