株式会社関医協ゼミナール総本部
お問い合わせはこちら

(338)見えざる手

(338)見えざる手

2018/12/18

先日はfacebook仲間20名ほどで忘年会。会場に着くと不穏な雰囲気。午後7時開始が17時と予約ミス。お店と必死で交渉するも繁忙期、三宮の人気店、如何ともならず。で、お店も神対応、鬼協力で新たな場所探し。何と、たった20分遅れで徒歩100m圏内にて無事、宴会開始。

場所が見つかったことにも驚いたが、仲間にも驚き! 寒い路上で待つ間も文句や不平は一切なし。差し出がましくしゃしゃり出る者もいない。幹事と店の奮闘を静かに応援する。

2つのことが頭に浮かんだ。まず、この夏話題となった、日大悪質タックル事件。この事件を契機にスポーツ界が変わりつつある(と信じたい)。恫喝や叱咤では状況が変わらない(拙稿№321内と外:西野ジャパン考、に詳しく)。誰かが不平を言い出すと場の雰囲気がどれほど悪くなっていたことか?

もうひとつは古典的経済理論、アダム・スミスの、(神の)見えざる手。各個人の利益の追求が、結果として、見えざる手に導かれるかの如く、社会全体の利益につながる。状況を聞き、久しぶりに集うことに、はしゃぐ気持ちも抑える。他の歩行者の通行を妨げないよう誘導する。ググって店探しのサポート。さり気なく協力する。その力が一つになり…。

いい経験をした。子供たちを、静かに見守り、さり気なく協力しながら、応援していけよ、とご教授いただいたような気がした。

もちろん、宴は、見えざる手に導かれ、とても楽しかった。もちろん、神対応の店は再訪する。

ツイート2018/12/18

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。