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(360)ガッツポーズ

(360)ガッツポーズ

2019/08/27

夏の高校野球が終わり、まだ、数日しか経たぬというのに、蝉時雨は止み、空にはヒツジ雲。バタバタしてまとめられなかったが伝えたい今年の甲子園。
地元明石商業の活躍には心踊った。さまざまなハンディキャップのある公立高校が、兵庫県では半世紀ぶりにベスト4。専門高校の特性を生かし、県内各地から才能溢れる選手を搔き集める(普通科では学区制が厳しい)。グランド内外での狭間監督のマネージメント手腕は卓越している。

でも、監督の派手なガッツポーズには少し違和感を感じた。(高野連に)叱られました、注意します。(手塩に育てた)選手の活躍を見ると自然と~。ガッツポーズのしすぎで右肘が痛い、と憎めないキャラクター。人望も厚かろう。でも、だ。

派手なガッツポーズは、対戦相手への敬意を欠いた、スポーツマンシップに反する行為だ、剣道や空手では失格負けだ、と正論を振りかざす気もない。脳教育の立場で伝えたいのは、感情を無思慮に強く表現する行為は、たとえ、自分たちの成功を喜ぶだけ行為だとしても、子供たちが脳を鍛える、脳の機能を高める機会を奪ってしまうということ。

どんな状況でも相手の気持ちを考えるという行動やそれを習慣化すること、感情の赴くままに振舞わない、過度な表現や行動を抑える、これらは脳のさまざまな領域を活性化させ、脳機能の向上に寄与する。だから、

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