（458）残念な？紅葉

夏の暑さのせいで、落葉樹の葉が、十分には成長せず、小さかったり、紅葉前に茶枯れしてしまったりと、少し薄いというか、今年は残念な紅葉でした。毎年10月中旬から、森林植物園シアトルの森のアメリカフウの色付きを皮切りに、盛りのモミジを求め、京都へ、丹波へ、とあちらこちらへ紅葉狩りに出かけるのですが、今年は出かける気になりませんでした。

今年だけで終わればいいのですが、異常気象がこのまま毎年続くようにも思われ、少し憂鬱な秋。そんな中、姫路の書写山圓教寺では、いいニュースも。例年ならイチョウが散った後、モミジなどが色付き始める。ところが、夏が長引き、イチョウの落葉が遅れ、黄葉を保ったまま、他の紅葉黄葉も訪れ、史上稀なる美しさだったそうです。これを聞いて、急に、明るい気分になった自分自身の、心の変化に笑ってしまいました。

いろいろありました。阪神タイガースは36年ぶりに日本シリーズを制し、ヴィッセル神戸は苦節29年で初優勝。「子育ては建設的に」がキーワードでしたね。前向きに、具体的に、明るく、強く。今年もありがとうございました。                                            来年もよろしくお願いします。