(108)伝家の宝刀
2012/08/29
夏休みは、駅などで家族連れを見かける機会が増えます。高校生を初めとする若者の傍若無人な様子に比べると、子供連れのおとうさん・おかあさんのマナーは、従来よりも良くなってきているような気がします。
でも、仕事柄、どうしても目につく、耳につくことがあります。親から子への 「~しなさい」、「~するな」という命令口調の怒鳴り声です。子供を叱ることも、時には必要です。その際、強い対応もせざるをえません。
しかし、「伝家の宝刀」は希少であることにその価値が。大声で、怒鳴る前に、軽いフットワークで駆け寄り(⇒大声を出さずに済みます)、左後方から耳元で、ささやいてあげればいいんです。例えば、賢い子はそんなことするかなぁ?
1回・2回で伝われば奇跡です。くじけず、へこまず、根気強く…。怒鳴られて、行動しても短期記憶。その場だけの反応です。でも、考えての行動は、記述記憶(長期記憶の1種)、長く、深く記憶にとどまります。だから…
ツイート2012/08/29