株式会社関医協ゼミナール総本部
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(260)依存心

(260)依存心

2016/07/13

依存心/依頼心は誰にでもあり、一概にすべてを否定する必要はないようにも思われます。でも、幼児期-小学生の頃はできるだけ自立しようとする意思が育まれるように応援したいもの。依存心を排除していくことの大切さを考えていきましょう。

例えば、少し疲れるとダッコ症候群。

求めに応じ、すぐダッコでは足が強くなりません。疲れに対するストレス耐性が身に付いていきません。がんばって乗り切れば、達成感+それに伴う波及効果も得られるのですが、それも拒否することに。

大切なのは、お子さんの現況の観察、分析とフォローアップ。

A)ここはがんばらせた方がいいのか、

B)ちょっと休憩するべきか、

C)ダッコして乗り切った方がベターなのか。(もちろん、明らかに疲れ切っている場合などは即C)

Aなら、あそこまで歩いたら、おやつにしよう、とか、歩けたら2ポイントゲットなどのインセンティブで誘導。

B:ちょっと間を空けて、気分転換で脳のイヤイヤ・モード(ノルアドレナリン過多状態)をリセット。リセット効果を高めるため、休憩時に楽しさの演出。

Cでは、よ~し、スペシャルカード発動。この、お助けカードは今月アト1回しか使えないよ、と特別感を出して、ごねると何でもOKという悪循環を作らない。また、(ダッコしてくれた)パパにありがとうって言おう、と感謝の気持ちを演出も重要。

いろいろ工夫して対応してあげましょう。依存からの独立へ移行することの大切さは、拙稿183独立期、をご参照ください。

ツイート2016/07/13

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