株式会社関医協ゼミナール総本部
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(264)聴く

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2016/08/25

「先生、これ、できひん」ロボット教室での1コマ。(テキストの)12ページの下の方、読んでみ、と私が超心暖的?支援でエリア限定指定。

でも、本人はボーとよそ見をしている。

さあ、この問題は・・・と多人数の前でレクチャーしていると一部の輩がソラを見ている、なんてことはよくある。でも、彼は(さほどではないにしろ)困っていて、助けを求め、今、その助け=超心暖的支援を受けている最中。オーダーメードの自分のためだけの助けを用意してもらい、提供を受けている真っ只中。

しかも、親に言われてイヤイヤ受けているわけではない大好きなロボット教室。なぜ、こうなんでしょう?助けを求めれば、自分の仕事は終わり、あとは自動的に問題解決という幼児期の悪しき環境の影響?

団塊の世代ほどではないにしろ、競争社会で体罰教師に鍛えられた昭和人には信じられない。決して叱るような場面ではないけれど、少し強い言葉で注意を喚起。こっち、見ろ!総じてこの種の振る舞いをする子は言語の認識力が弱い。だから、強い言葉が必要。

指示に従うとうまくいくよ。助けてくれる人の言うことは、声の方を見つめ、注意して耳を傾けよう。聞く、じゃなくて、聴く。この子の性格に問題があるわけではなく、ただ、そんな教育環境が不足していただけ、訓練をしてこなかっただけ。

また、聴く経験を重ねる中で、聴覚の強い集中力が求められる場合でも、あまりストレスを感じる聴くことができるように。当然学習効率も向上。うまく導いてあげましょうネ。

ツイート2016/08/25

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